【開催レポート①】The Retreat Journey to Minami Alps ふれっしゅHoneyコース🍯
2023年09月16日
9月9日(土)「The Retreat Journey to Minami Alps ふれっしゅHoneyコース」を催行しました!
前日まで台風が接近しており心配していましたが、お天気が回復してよかったです。
盛りだくさんのツアーでしたので、本日はツアー前半の様子をご紹介いたします。
◇◆養蜂体験(ミツバチの観察)◆◇
730HONEY・梅澤直美さんより、ミツバチの生態や自然界における役割の重要性などについて解説を聞きながらミツバチの観察をしました。
参加者の皆さんも興味深々でたくさん質問されていました。
個人的に面白かったのは、女王蜂とオス蜂のお話。
1つの巣箱に、女王蜂は1匹、オス蜂は数匹、それ以外は全てメスの働き蜂だそうです。
女王蜂と働き蜂は卵は同じですが、女王蜂の卵にはローヤルゼリーを与えることで女王蜂が誕生するとのこと。
通常、働き蜂の寿命は1か月程度ですが、女王蜂の寿命は3年程度(長いと5年程度)。
女王蜂は春から秋にかけて、大量の卵(多いときは1日に3,000個)を生みます。
一番の働き者は女王蜂かもしれません。
一方、オス蜂は繁殖のためだけに存在しており、生殖行為以外の役割がないため冬季には巣箱から追い出されてしまうそうです。
当然越冬することはできません。少し可哀そうですが…次の春には女王蜂がまた新しいオス蜂を生み、繫殖を繰り返すとのこと。
ミツバチが一生で採取する蜂密はティースプーン約1杯。
世界中の食糧の約9割を占める農作物のうち、7割がミツバチの受粉によって成り立っているそう。
普段、私たちが口にする食べ物のとほんどがミツバチのおかげで生産されているのですね。
逆に言えば、ミツバチがいなくなってしまうと、多くの農作物が生産できなくなるということ。
日々口にする食物に感謝しつつ、自然環境の保護にも目を向けていくことが大切だと思いました。
ミツバチの観察後は棚田の散策をしながら、Fuji Tanada Barさんへ。
黄金に輝く稲穂が広がる景色に、参加者のカメラが止まりません。笑
◆◇蜜絞り体験◇◆
Fuji Tanada Barさんにて、梅澤さんのレクチャーのもと蜜絞りを体験しました。
ミツバチたちは、六角形の部屋(巣房)に蜜を貯め、蜜蠟で蓋をして保管しています。
蜂蜜を採るには、蜜蠟を剥ぎ蓋を取り除いた後、遠心分離機で巣房から蜜を分離させます。
今回、参加者はこの蜜蠟を剥ぐ作業を体験しました。
熱したナイフで慎重に蜜蠟を剥いでいきます。蜂蜜の甘い香りが周囲に漂います。
遠心分離機に巣板を入れて10分程、遠心分離機の蓋を開けると蜂蜜が!参加者から歓声が沸きました。
梅澤さんの蜂蜜は、熱や添加物を加えず濾過のみで瓶詰されるため、まさに天然のふれっしゅな蜂蜜です。
初めて食べたときは、蜂蜜の濃厚さに驚きました。本当に美味しいです。
この後はいよいよ、絞りたての蜂蜜を使ってハニーフルーツピザを作っていきます🙌
次回、ツアー後半戦(ハニーフルーツピザ作り、ランチ、棚田でのお散歩)をご紹介しますのでお楽しみに!