【開催レポート⑥】広河原環境教育プログラムモニターツアーPart.3
2023年09月24日
引き続き、9月14日(木)・15日(金)に実施した広河原環境教育プログラムモニターツアーについてご紹介します!
※本モニターツアーは、南アルプス国立公園・南アルプスユネスコエコパークの中心的な場所である「広河原」の環境教育利用促進に向け、広河原をフィールドとする環境教育プログラムを試行し、今後の受入に向けた課題の抽出と改善を図ることを目的として、南アルプス市役所から南アルプスゲートウェイが委託を受け、実施したものです。今回は、南アルプス子どもの村中学校の学生さん20名にご参加いただきました。
<9月15日(金)>
◇◆木こり体験@広河原園地◆◇
2日目最後のプログラムです。
広河原園地にて、木こり体験を行いました。江戸時代の木こりたちが使っていた、斧やチョウナを使って、倒木を切る体験をしてもらいました。
今回参加してくれた中学生の皆さんは、森林や建築をテーマに学習しており、伐採の経験もあるそうですが、やはり昔の道具に最初は苦戦していたようです。徐々にコツを掴むと楽しくなってきて、何度も何度も交代で体験をしていました。
◆◇閉会式◇◆
閉会式では、中学生の皆さんから質問や一言ずつ2日間の感想をいただきました。
「江戸時代にあんなに太くて長い木材を見つけるのも、切り出すのも、運ぶのもすごいと思った。」「鉄砲堰の映像を見て、非常に危険な作業だと分かり、昔は命がけで仕事をしていたのだと分かった。」「木こり体験は、最初は難しかったけど慣れてくると楽しかった。」などの感想をいただきました!
広河原の環境教育利用に関しては、地元関係者の中でも積極的に進めていきたいと、3年程前から議論をしてきました。
昨年、南アルプスエコツーリズム推進協議会を中心に、南アルプスゲートウェイや芦安ファンクラブ、山梨交通、はたごの会など、多くの関係者と共に、広河原をフィールドとした環境教育プログラムを検討しました。
そして今年、モニターツアーとして、準備してきた環境教育プログラムを実際に試行することができ、大きな一歩になったと感じています。
やはり実際にツアーとして実施することで、良かった点にも工夫が必要な点にも気づきことができました。今回得た気づきを次に活かしていきたいと思います。
本モニターツアーの実施にあたり、ご協力をいただきました、南アルプス市役所様、芦安ファンクラブ様、山梨交通(広河原山荘)様、広河原インフォメーションセンター様、ヤマワラウ様、なとり屋様、芦安観光タクシー様、そして参加いただいた南アルプス子どもの村中学校様、本当にありがとうございました!
本ツアーの様子はテレビ山梨にて、9月15日(金)夕方のニュースで紹介されました!
▼下記よりアーカイブをご覧いただけます